Deriv MT5でCFD Tradingをするとは?
(日本居住者限定)
Deriv MT5のアカウントを開設するとDerived indecesのCFD Tradingが出来るようになります。
また、以前は日本居住者は出来なかったFXやその他株式、商品、債券などのCFD取引が出来るようになりました。(2024年6月以降)
FX(エフエックス)は、外国為替(Foreign Exchange)の略です。
簡単に言うと、FXは異なる国の通貨を取引して、その価格の変動から利益を得ることを目指す金融取引の一つです。
ここではわかりやすくドル円やユロドル、ポンド円などをレバレッジをかけてトレードする事をFXトレードと定義します。
CFDトレードとFX(外国為替)トレードの主な違いは、対象となる資産です。
FX(Forex)は通貨ペアを対象とした取引であり、異なる通貨同士の価格変動に基づいて利益を追求します。
一方で、CFDトレードでは外国為替だけでなく、以下のような株式、商品、指数、債券など様々な資産クラスを対象としています。
Stocks(株式)…AAPL(Apple)/FB(Facebook)など
Indices(株価指数)…US30(DOW30) /US100(USTEC) /JP225など
Cryptocurrencies(仮想通貨)…BTC(Bitcoin)/ETH(Ethereum)など
Commodities(商品)
エネルギー…OIL/ GASなど
メタル…GOLD /SILVER /PALADIUMなど
農産物類…SUGAR/ COTTON/COCOAなど
それでは、Derivで取引できるCFDは何かと言うとDerived indicesがその代表格になります。
Derivで扱うDerived indicesは以前はsynthetic indeces(合成指数)と名付けられていました。
このDerived indicesは逆に他のどの証券会社でも取引できませんので、Deriv独自の造成指数、この独自の銘柄をトレードするためにDerivでMT5の口座を開設するという目的のトレーダーがほとんどかと思われます。
Derived indecesに関してはDeriv銘柄の紹介ページで解説しています。
FXトレード/通貨ペアを対象
CFDトレード株式、商品、指数、債券など様々など様々な指数を扱う
Deriv MT5のアカウントの開設
Deriv MT5のアカウントを作ろうしている場合はすでにDerivアカウントを作っている事が前提になります。
※Derivアカウントの開設がまだの方はこちらの記事からDerivのデモ口座の開設をするところから始めてください。
Derivアカウントと入金用アカウントが出来ていれば、入金とバイナリートレードをすることが出来ます。
それは、Derivが提供するプラットフォームを使用するからです。
しかし、Deriv MT5というのはMetaQuotes Softwareという社外企業によって開発されたソフトウェアにログインしてトレードを行う仕組みになっているので、専用のアカウントが必要になってくるわけです。
MT4やMT5でのFXやその他CFDトレードの経験がある方には解説は不要かと思いますが、バイナリー取引しかしたことがない方が初めてMT5を使用することも想定して以下にMT5の一般的な知識を解説しておきます。
MetaTrader 5(MT5)は、金融取引プラットフォームの一種であり、主に外国為替市場(Forex)や商品、株式などの取引に使用されます。以下に、MT5に関するいくつかの重要なポイントを紹介します。
- 開発者と歴史:
- MT5は、MetaQuotes Softwareによって開発された。MetaQuotes Softwareは、MetaTrader 4(MT4)という前身のプラットフォームも開発しており、MT5はその後継として位置づけられている。
- MT5は、2010年に正式にリリースされました。
- 取引可能な市場:
- MT5は、外国為替市場(Forex)だけでなく、株式、商品、先物、指数など、さまざまな金融商品での取引にも対応しています。これにより、投資家やトレーダーはさまざまな市場でポートフォリオを構築できます。
- 新機能と改良:
- MT5は、MT4に比べていくつかの新機能と改良が加えられています。例えば、MT5はオーダータイプがより豊富であり、取引アルゴリズムの開発に適した高度なプログラミング言語であるMQL5を使用できます。
- テクニカル分析とチャートツール:
- MT5は、豊富なテクニカル分析ツールやカスタマイズ可能なチャートを提供しており、トレーダーは市場の動向を分析し、取引の意思決定を補助するためにこれらのツールを活用できます。
- 自動取引:
- MQL5プログラミング言語を使用して、トレーダーは自動取引(Expert Advisors)を開発できます。これにより、トレードルールをプログラム化し、自動的に取引を行うことが可能です。
- 複数口座管理:
- MT5では、複数の取引口座を一元管理できます。これにより、複数の口座でのポートフォリオ管理が容易になります。
- モバイル対応:
- MT5はモバイルデバイス(スマートフォンやタブレット)にも対応しており、取引やポートフォリオの監視がどこからでも可能です。
MT5は、世界中で広く利用されており、トレーダーにとって重要なツールの一つです。ただし、取引はリスクを伴うため、注意が必要です。取引を始める前に、十分な知識と経験を身につけ、適切なリスク管理を行うことが重要です。
それでは、Deriv用MT5 のアカウントの作成方法を解説していきます。
Derivアカウントにログインします。
下の段 CFDsのMT5 Derived Get をクリックします。
左右どちらかのMT5を選びます。
通常は左のSVG口座で問題ないです。
左のSVG口座はSaint Vincent and the Grenadinesの略で
セントビンセントおよびグレナディーン諸島に拠点を置く
Deriv(SVG)LLC(Company No. 273 LLC 2020)の管理下での口座です。
右のBVI口座はBritish Virgin Island の略でイギリス領バージン諸島に拠点を置くDeriv(BVI)Ltd(Company No. 1841206)の管理下での口座です。
私は両方の口座を開設してSVG口座をEA用口座、BVI口座を裁量トレード用口座として使い分けています。
追加用MT5口座の開設方法は別の記事で解説します。
どちらかを選択して Next をクリックします。
Deriv MT5用のパスワードを作成します。
最初につくったDerivアカウント用のパスワードと同じでも構いませんが、できれば違うパスワードにして忘れないように保管、管理しておくことをおススメします。
このパスワードはPCでDeriv MT5(ソフトウェア)のアカウントにログインする際やスマートフォンからDeriv MT5にログインする際にも入力する必要があります。
パスワードを設定したら、 Create Deriv MT5 password をクリックします。
これで、Deriv SVGアカウントが作成されました!
トレードを始めるにはDerivアカウントに入金して作成したMT5アカウントに資金移動しましょう。
入金用アカウントに入金済みで、早速資金移動をする場合には Transfer now をクリックして資金を移動できます。
記事中でも説明しましたが、Deriv MT5というのはMetaQuotes Softwareという社外企業によって開発されたソフトウェアですので、Derivプラットフォームの中にはありません。
サイト上でログインするか、PCやスマートフォンにダウンロードして利用します。
Hubに移動して
MT5の右側 Open をクリックします。
①サイト上で使用できるMT5
②WindowsPC用MT5 右のボタンでダウンロードします。
③Mac用MT5 右のボタンでダウンロードします。
④Linux用MT5
これ以外にもスマートフォンでダウンロードするMT5には
⑤Andoloid用MT5 Google playストアからダウンロードします。
⑥I phone用MT5 Appストアからダウンロードします。
それぞれ、ログインにはブローカー名、サーバー、ログインID(数字),今回作成したDMT5用パスワードの入力が必要になります。
ダウンロードとMT5の設定の仕方は別記事MT5ダウンロードをお読みください。