海外の知らないブローカーを調べる際に、まずは
✅出金が出来るかどうか?
✅出金の限度額は?
✅出金の手数料や方法は?
✅出金のスピードは?
✅出金拒否などの噂はあるか?
などを先に調べる事が多いかと思います。
①✅出金が出来るかどうか?
私は何度も出金をしていますが、出金自体はもちろんできています。
②✅出金の限度額は?
出金の限度額は$1,000/一回(STICPAYでの出金)
$5,000/一回(暗号資産での出金)と出金手段によって異なります。
※Derivからの出金が2024年夏頃から同一出金手段での出金が一日3回までという制限が設けられたため、実質STICPAYからの出金可能額は$3,000/一日になります。
※STICPAYへの最大出金(送金)額は$10,000/一日ですが、$10,000をSTICPAY経由で出金するには実際には$3,000の出金を三回、$1,000の出金を一回という形で出金すれば4日かかる計算になります。
また、アカウントで居住証明書を未提出の場合は合計出金限度額が設定されていますので、制限の確認方法はこのページで、制限の解除方法に関しましては別記事で解説しています。
③✅出金の手数料や方法は?
Derivからの出金手数料はかかりませんが、出金した決済会社から国内銀行へ送金する際にそれぞれの手数料がかかります。
④✅出金のスピードは?
Derivから決済代行会社への着金は平均2時間ほどです。
早くて40分、遅い時でも2時間30分ほどで送金されています。
暗号資産での出金はそれぞれの通貨により変わると思います。
※ビットコインよりはイーサリアムの方が送金スピードは早いといわれていますが、XRP(リップル)での出金は非常に速いですが取引所や手数料によっても差があるようです。
👉XRP(リップル)での出金の記事
最新情報
※2024年10月8日追記
2024年10月現在、Derivからの出金は2時間程ですが、STICPAYからの出金はメンテナンスという説明で待機中(保留中)となっています。
※STICPAYのサポートの説明では、10月上旬の再開と説明されています。
Deriv側の出金のスピードは安定しています。
STICPAYからの出金は時期によってバラつきがありますので、時間の余裕をもって計画的に出金しましょう。
⑤✅出金拒否などの噂はあるか?
出金拒否などの噂は今のところ聞いたことはありません。
ここで、海外バイナリー会社やFX証券会社での実際の出金拒否の事例をみていきましょう。
- 禁止されている自動売買やBotを使用した。(そもそもBotが使える証券会社はDeriv以外にほとんど存在しない)
- 流動性の下がるNY時間終盤からオセアニア時間までの時間帯での連打手法(その後禁止)
- ボーナスを利用したハイレバレッジ手法(GEMFOREX閉鎖の原因と言われています)
- 雇用統計などの指標発表時のみを狙ったトレード(多くのFX証券会社で禁止されています)
- 他の証券会社との両建てやアービトラージ手法(昔から使われる手法のため証券会社から早期に警告があります。)
これらの禁止事項を行った結果
✅出金拒否にあった
✅アカウント凍結になった
などの報告を目にします。
上の事例をDerivにあてはめて考えてみます。
- DerivではEAは禁止されていません。またBotに関してはBot専用プラットフォームが存在するどころか、BotBuilderで作成することまで可能。
- Deriv銘柄は、常に一定のボラティリティを保つように造成されていて、流動性の下がる時間帯にトレードすることも問題はない。
- Derivでは入金ボーナスや入金キャンペーンなどは一切行っていない。
- Deriv銘柄は実体経済とは連動、連携していないので、経済指標や要人発言、雇用統計などの影響も一切受けない。
- Deriv内での両建ては可能となっており、またDeriv銘柄を扱っている証券会社はDeriv以外には存在しないので、他の証券会社との両建は不可能である。
これらの理由からDerivでは、出金を拒否、制限する取引自体が存在しないため、ユーザーによる悪質なトレードがしづらいトレード環境である、と考えています。
また、Derivには多くのシステム開発スタッフがいて非常に優秀であると考えられるため、システムのバグをつくトレードやシステムの脆弱性などは即時に改善されるのではないかと考えています。
私がそう考える理由はDerivが2023年に受賞したこの賞です。
「MOSTイノベーティブ賞」
ブログを開設した2021年当時は、日本でのDeriv出金情報は皆無でした。しかし、海外の知り合いのトレーダーの出金報告を何度も画像でみていたので、まずはトレードで殖やした$300くらいの少額を何度か出金しました。
ここからはDerivでの初期設定の出金限度額と、実際にDerivから$1,000(※約15万円)を出金した際の手順や手数料を画像入りで解説していきます。
※2023年11月時点でのレート
◎出金手順
1自分がトレードしているプラットフォームTrader’s Hub(Deriv Bot、BinaryBot、Deriv MT5)などから、入出金アカウントへ資金を移動する
2入出金アカウントからSTICPAY、暗号通貨取引所へ送金
3STICPAYや暗号通貨取引所から国内銀行へ送金
①Hub(ハブ)⇒②入出金アカウント⇒③決済代行会社⇒④国内銀行
という流れです。
①⇒②⇒③までは手数料がかかりません。
③から④の流れで手数料が発生します。
Deriv内の資金移動とDerivから決済代行会社への送金には手数料がかからない、という事ですね。
それでは、詳しく解説していきます。
ここでは、私がトレードで使用している①Trader’s Hub/Deriv MT5から②Deriv accounts/USドルアカウントへ資金移動、さらに③STICPAYへ送金するまでの実際の出金手順を画像入りで解説していきます。
③STICPAYから④国内銀行への出金方法は別記事で解説しています。
その前に、デフォルト(初期設定)の出金額はKYC(本人確認)が済んだ状態では$10,000(約150万円)に限定されています。
この限定を解除するためには、住所確認が必要になってきます。可能であれば、KYCと同時に住所確認書類(居住証明書)のアップロードまで済ませておくと、後が楽です。
自身の出金限度額(出金可能額)がわからない場合はAccount limitsという項目を確認します。
右上のアカウントマークをクリックします。
security & safety の項目のAccount limitsをクリックします。
私の場合はこの時点で住所確認書類を提出していなかったため、出金限度額の合計は①$10,000になっています。
②$1,229.09をすでに出金していますので、残りの出金可能額は③$8,770.91です。
それでは、先ほどのTrader’s Hubに戻ります。
Transfer(資金移動)をクリックします。
すると、どこからどこへ資金を移動するか選択するポップアップが出ます。
ここでは、Deriv MT5からUS Dollar アカウントへ資金を移動しますので
上のFromの項目をUS Dollar からDeriv MT5に変更します。
Amountの項目に出金したい額を入力します。一回の出金限度額$1,000です。
※STICPAYへは一日$10,000(2023年11月のレートで約150万円)まで出金できるようです。
ここでは、$1,000を出金します。
赤色のTransfer(資金移動)ボタンを押します。
ここで、念のため、左側のView transaction details(処理の詳細を表示する)をクリックし、確認します。
再びTrader’s Hubに戻ります。
①Deriv MT5から②US Dollarアカウントに1,000USDが移動しました。
それでは、サイト上部のCashierという項目をクリックします。
続いて、withdrawal(出金)をクリックします。
赤枠のsend email をクリックします。
メールが届いているはずなので、チェックします。
間違いなく届いていれば、メール本文の赤枠Yes,it’s me !をクリックします。
ここからはSTICPAYへの送金入力になりますが、Deriv側の画面で操作できます。
赤丸①に出金希望額を入力します。
今回は1,000ドルを出金します。
②オレンジ色のSTICPAYの文字付近をクリックします。
コメント欄に適当な(自分で把握するための)文言を入力して赤枠のRequest Payout(支払い要求)をクリックします。
これで、DerivからSTICPAY への出金の手続きは完了です。
お疲れさまでした!
※ここで、金額の間違いに気づいたり、キャンセルしたい場合は赤枠のReview Pending Payout Request(保留中の支払いリクエストを確認する)ボタンを押します。
キャンセルする場合は✅チェックボックスにチェックを入れ、赤枠のCancel Selected Reqests を押せば、出金のキャンセルが可能です。
ここでは、キャンセルしませんので、このまま出金の操作を継続します。
Derivアカウントに登録しているメールをチェックします。
和訳:出金リクエストを受け取りました。(3:49分)
そして約2時間後には以下のメールが来ていました。(5:47分)
和訳:引き出しリクエストを承認しました。(5:47分)
Dereiv側で承認されると、STICPAY側に着金されているはずなので、STICPAYにログインして確認します。
Derivからの承認メールと同時刻にSTICPAY側にも反映されていました。
2時間での着金は結構早いと感じました。
スマートフォンでの出金も流れは同じです。
モバイル用アプリDeriv Goで手続きをします。
スマホで出金する事はあまりないと思いますが、STICPAYへの一回の出金限度額が$1,000なので、出金の作業を何度か繰り返すうちに外出せざるを得ない場合などには出先で出金作業が出来るのはとても助かります。
スマーフォンでの出金方法は以下の記事で解説しています。
DerivからSTICPAYへ出金した後はSTICPAYから国内銀行(海外銀行も可)への送金になります。
別記事でまとめましたので、そちらをお読みください。